Web、サーバ、ソフトウェア、バグ・脆弱性 などの情報を何人かで集まって書いていく IT/Web情報系ブログ

【たぬえさ2】TwitchでコマンドやチャンネルポイントからOBS上に音声・画像・動画を表示させる無料ソフト

投稿日:   最終更新日:2021/08/02  投稿者:nk.

以前、たぬえさというソフトを公開しました。
一部の方々から気に入っていただけたのですが、改善点が複数あったので今回改善版後継ソフトのTanuEsa2を公開します。

v2.2.2公開しました。
各種設定は、settingsフォルダの中身を移動させると引き継げます。

Twitch認証後にチャットログが表示されない場合、Twitch認証を再度実行してみてください。

“TanuEsa2” をダウンロード TanuEsa2.2.2.withWV2.zip – 168 回のダウンロード – 2 MB

↓以前にWebView2のランタイムをインストールしたことがある人は、TanuEsa2本体のみのZIPをどうぞ。↓

“TanuEsa2 no WV2 installer” をダウンロード TanuEsa2.2.2.withoutWV2.zip – 38 回のダウンロード – 870 KB

このソフトの特徴

Triggerfyreとほぼ同等の機能を提供しますが、以下の点で異なります。

登録不要

当ソフトはDiscordサーバーに参加しなくても利用できます。

ファイルアップロード必要なし

いちいちファイルをアップロードする必要がなく、サイズ制限や個数制限もありません。
好きなだけメディアを追加できます。サービス終了する心配もありませんが、ソフトウェアアップデートは手動になります。

OBSの画面上でプレビューが簡単

チャンネルポイントの引き換え等を行わずとも、このソフトからOBS上でプレビューできるので微調整が楽です。

チャンネルポイント報酬リストを自動取得

チャンネルポイント報酬の一覧を自動で取得できるので入力ミスの心配がありません。

チャット発言者一覧保存(おまけ機能)

モニタリング時にTwitchのチャットで発言したユーザの一覧を保存できます。

チャットモニタリング中のサブスクした人の一覧を保存(おまけ機能)

v2.1から、モニタリング中のサブスクやレイドの一覧を保存できるようになりました。
ただし、TwitchAPIの仕様上、フォローした人は取得できません。

チャンネルポイント引き換え回数の保存(おまけ機能)

モニタリング中に誰が何を何回引き換えたかを保存できます。
人気の報酬が数字でわかります。

日本語対応

日本人が作者です。

TriggerfyreにあるけどTanuEsa2にない機能

いまのところ以下の機能を追加する予定はありません。

コマンドやチャンネルポイントの権限制限

特定の権限を持つ人のみしか再生できないようにすることはできません。

コンボモードなし

コマンドやチャンネルポイントが複数回引き換えられたときにのみ発動させるといった機能はありません。

ランダムで選出

複数のメディアからランダムで一つを選ぶ機能はなし。
v2.1で実装しました。

obs-websocketと連携してOBSのシーン等を操作

現時点ではobs-websocketを併用してOBS操作はできない。
今後、やる気が起きたときに仕様を確認してできそうなら追加する可能性あり。
SLOBS利用者が多いのですが、必要ライブラリがSLOBSに対応していないため、この機能はおそらく実装しません。

導入方法

保存と解凍

上記リンクから保存したのちに解凍すると、以下のファイルが出てきます。

  • MicrosoftEdgeWebview2Setup.exe
  • readme.txt
  • TanuEsa2.zp

ランタイム導入

過去にWebView2のランタイムをインストールしていない人は、同梱されているMicrosoftEdgeWebview2Setup.exeを実行して、WebView2ランタイムをインストールしてください。よくわからなければとりあえず実行してみてください。

.NET Framework 4.7.2が必要です。もしWindows Update等を一時停止しているなどで同ランタイムが未導入の場合、インストールしてください。

起動

ランタイムの導入が終わったら、TanuEsa2.zipを解凍し、TanuEsa2.exeを起動してください。

Twitch認証

初回起動時はTwitchアカウントと紐づけされていないため、認証を行う必要があります。
「設定」→「Twitchを認証する」から認証を行います。

「TwitchのID」に配信で使うTwitchのIDを入力して、「認証」ボタンを押してください。


ログイン後、自動でOAuthトークンが設定されるようになっていますが、一部のセキュリティソフトを使っていると自動で設定されない場合があります。
その場合は、「Twitch OAuth Token Generator」の「Your OAuth Token」に表示されている文字列を、画面下部の「OAuthトークン」にコピペして、「トークンを設定する」ボタンを押してください。

認証後は、メイン画面の左下が青文字になります。

チャンネルポイント報酬リスト取得

「設定」→「報酬リスト取得」から、Twitchで設定済みのチャンネルポイント報酬の一覧を自動で取得します。
Twitchアフィリエイト等に参加しておらず、チャンネルポイント機能が利用不能な人は飛ばしてください。

イベント設定

「設定」→「チャットイベント設定」から、イベントの設定画面に移ります。

メディアの追加

例として「test」というチャンネルポイント報酬があるとします。
「<追加テキストなし>」を右クリックし、「新規メディア」をクリックします。

「メディア」をクリックすると画面右側が有効化され、編集できるようになります。
「ファイル選択」ボタンから任意のメディアファイル(mpeg, wabm, mp4, mp3, wav, ogg, jpg, jpeg, png, gif)を指定し、「この設定を保存」ボタンを押してください。押さないと反映されません。

「サイズと音量」の項目に関してですが、動画ファイルに対しては表示サイズのみが反映され、音量は反映されませんので注意してください。
また、表示時間はミリ秒(千分の一秒)単位ですが、クールタイムは秒単位です。

チャットコマンドの追加

チャットコマンド(Twitchのチャットは「!」から始まる発言がコマンドとして認識される)をトリガーとする場合、「チャットコマンド」を右クリックして「チャットコマンド追加」を押してください。コマンド入力後は前述のようにメディアを追加してください。

視聴者にテキストの入力を要求

Twitchでは50個のチャンネルポイント報酬しか登録できないとありますが、視聴者にテキストの入力を要求することで1つの報酬から複数のトリガーを分岐させることができます。
たとえば先ほどの「test」に「たぬき」と文字を入力させたときの条件分岐を作成したい場合、「test」を右クリックして「新規追加テキスト」に「たぬき」と入力します。

すると、「<追加テキストなし>」のしたに「たぬき」が追加されました。

メディアの追加は、追加テキストなしのときと同様に行います。
コマンドに対しても同様に追加テキストを設定することができます。

抽選箱機能

v2.1から追加しました。
コマンドやチャンネルポイント引き換え時に、ランダムでメディアを抽選する機能です。
以下のように「抽選箱の名前」を設定すると、同じ抽選箱の名前を持つメディアの中からランダムでメディアが選ばれるようになります。
抽選箱の名前を設定しない、あるいは重みづけを0にすれば常にそのメディアは表示されます。

以下のように「抽選タグの名前」を設定すると、その抽選箱から選ばれる際に、同じタグを持つものはセットで選ばれるようになります。
この場合ですと、TAG1に設定されている2つは、こちらが選ばれた場合どちらも表示されることになります。

抽選の重みづけ

抽選の重みづけの値を大きくするほど、そのメディアは選ばれやすくなります。
タグが同じものは、すべてのメディアの重みづけの値が合計されます。
たとえば前述の画像ですと、TAG1の2つの重みづけの合計は200で、TAG2の重みづけは100なので、TAG1のほうが2倍選ばれやすくなっています。

抽選とクールタイムの優先順位

抽選が行われたあとに、そのメディアのクールタイムの判定が行われます。

OBSでの設定

ソースの追加で「ブラウザ」を選びます。

解凍したフォルダのなかにある「forOBS.html」をソースとして追加します。

実際に反映されるか、TanuEsa2からプレビューします。
チャットイベント設定画面から、適当な報酬の「<追加テキストなし>」を右クリし、「OBS上でプレビュー」を実行します。

以下のように表示されればOBSで連携できています。

配信時

モニタリング開始

たぬえさ2のメニューから「モニタリング」→「開始」で、チャットログを取得するようにしてください。
v2.2.2より、認証済の場合は起動時に自動でモニタリングが開始されます。

チャットユーザ一覧を保存

おまけ機能として、モニタリング中にチャットで発言した人の一覧をテキストに保存できます。

バージョンアップ情報

v. 2.2.2 (2021/07/29)

  • 認証済みの場合、起動時に自動でモニタリング開始するようにした。
  • プログラム終了時等に、チャットユーザ一覧等の保存を忘れていないか確認するようにした。
  • ギフトされたサブスクは[gifted]とつくようにした。ただし、ランダムギフトの場合はtwitchの仕様上取得できない。
  • チャンネルポイント報酬の引き換え回数を保存できるようにした。
  • バージョン情報ダイアログを見れるようにした。

v. 2.1 (2021/06/22)

  • メディアが1つしか再生されないバグを修正した。
  • 抽選機能を追加した。

- C#, Twitch

Comment

  1. Pちゃん より:

    はじまして。
    Triggerfyreからの乗り換え先を探していたところ、こちらのソフトにたどり着きました。
    どこに相談したらいいか分からなかったのでこちらに書かせて頂きます。

    圧縮ファイル同梱のランタイムをインストール後にたぬえさ2アプリを起動し、
    報酬リスト取得、WebSocketのポート番号の設定をOBS側にも行い、OBSのソースで「forOBS.html」を追加、
    チャットイベント設定のチャンネルポイント報酬から追加テキスト、新規メディアと選択して音声(WAV形式)と画像(gif形式)を追加、保存したのですが、
    配信をしていない状態で「OBS上でプレビュー」が動作せず、OBS上に何も表示されません。
    たぬえさ2アプリでの音声プレビューは可能です。

    配信中でないと確認出来ないのでしょうか?
    念の為、PCスペックも記載します。

    CPU:Intel(R) Core(TM) i9-10900K 3.70GHz
    メモリ:32.0 GB
    OS:Windows10

    • nk. より:

      ご利用ありがとうございます。
      返信が遅れましてすみません。

      配信中でなくても、OBS上でプレビューは可能なはずです。
      マシンスペックも十分かと思います。
      考えられる点として、以下をご確認ください。

      1. WebSocketの通信が上手く行えていない
      → 設定されているポート番号がすでにほかのアプリケーションで使われている可能性があります。
      ポート番号を変えてみてください。

      2. 表示設定
      → おそらく問題ないかとは思いますが、表示サイズが0になっていないか、表示時間が0になっていないか等をご確認ください。

      3. OBS上の設定
      → forOBS.htmlが表示されているか(選択したときに赤い枠が出るか)ご確認ください。ソースへの追加は、ローカルファイルを用いる点を除いて、triggerfyreと同様です。表示中のシーンにこのソースが含まれていない場合、画像や音声等は出力されません。

      4. 保存ボタン
      → プレビューを実施する前に、画像等の設定が保存されているかご確認ください。

      以上、お手数ですがご確認いただければと思います。

      • Pちゃん より:

        OBSWEBSocketを最新の物に更新したらプレビュー出来ました!
        ありがとうございます!

        • nk. より:

          OBSWEBSocketも関係してるんですね。
          ともあれ、うまく作動したようで安心しました。
          今後ともたぬえさをよろしくお願いいたします。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事