こんにちは、アローです。
少し前にこんなツイートを見つけてしまいました。
そう言えばこの基板欲しい方いらっしゃいますか?
球がギリギリ動作する9vつー低電圧なんで球のバラツキや色々制約が有ってぱっと組んでハイOK! っとはいく単純なHPAじゃ無いんですが
そこんとこ、十分理解してあくまでも“実験基板‘‘としてジャレンジしたい! っー
方にはお裾訳しても良いかな?と https://t.co/9PqGomMfpY— 藍パパ (@ai_papa_) September 18, 2018
見ていただくと分かると思いますが、どうやら真空管を使ったアンプの実験基板のようです。
いろいろ考えて組んでみたいなぁと思って、、、「是非、チャレンジして聴いてみたいです!」
とこのツイートに返信をしたら、、、
「良し!
アローさんは‘1着‘希望者(奇特な方)特典として、実験基板をお裾訳候補として優先待遇しよう!(笑)
今回の実験基板のお裾訳枚数は5枚を予定!
今回、PCBデビュー作なんで個人的に思い入れが有るんで…
基板単体のみ¥2000ー/枚でお裾訳したく!
とりあえずそもそもニーズが有るのか?(笑」
と返ってきてその後、嬉しいことにお裾分けしていただけることになりました!
ちなみに、訳あって今回は部品も低価格フルセットでお裾分けしていただけました!!
藍パパさん、本当にありがとうございます!
藍パパさんのTwitterを貼っておきます。
というわけで、今回はこの実験基板を組んで聴いてみましたのでその様子を書いてみようかと思います。
基盤が届いた
発送の連絡があってから1日ほどで手元に基板が届きました。
少し見にくいですがこんな感じです。
ぱっと見自分が思ったことは、
すごくスッキリきっちりと詰め込まれたランドが部品を入れたらとても格好いい配置になると思わせてくれてとてもワクワクしました。
ちなみに裏面には、
こんな感じで、印字がされています。
早速組んでみよう
使用した部品について
今回使用した部品は基本的に公開されている部品表通りです。
OPAMP(オペアンプ)は新日本無線の4580DDです。
ちなみに電圧調整のための抵抗は単3型電池ニッケル水素1.2v、B電源は8.4vのリチウムイオンを搭載した状態で750kΩの抵抗を入れて4.7V前後でしたのでそれを使用しました。
(説明書には4v前後って書いてあるけど電気の世界は七捨八入だからいいよね)
組み立て
はい、自分の机ですw
基本的な道具は揃っていますので早速組み立てを開始しました。
ちなみにこの時既にイヤホンジャックは取り付けていました。(なんか浮いたりして面倒そう大変だったので指で固定しながら取り付けました)
基本的な抵抗、コンデンサを取り付けた様子
ちなみに調整が必要な抵抗は後でと思ってこの時は取り付けていません。
真空管以外のすべてのパーツを取り付けた様子
基板の組み立てを完了しバッテリーを取り付け他様子です。
ちなみに真空管も丸ピンソケットに差し込みハンダを流し込んでソケット化しました。
使用する真空管はサブミニチュア管として有名なRAYTHEON(レイセオン) JAN 6418です。
早速聴いてみた
早速聴いてみました、
使用するDAPはCayin n3 イヤホンはfinalのE3000です。
下に各々のURLを載せておきます。
最初の印象は、、、
すげぇ、、、
ボーカルがくっきりと聞こえて低音がそれを盛り上げてくれている感じです。
そこに高音がやさしく入ってきてその曲のリズムを引き立ててくれている感じだと思いました。
しばらく聴いてみましたがどの曲も落ち着いて聞ける良い音を鳴らしてくれていると自分は感じました。
あくまで組み立て直後ですから、数十時間と聴いていくうちにエージングされてどんな風に音に変化があるのか楽しみでしょうがないです。
※自分の思ったことだから他人がどう感じるかは分からないけど※
まとめ
今回はお裾分けしていただいた実験基板を組み立てて聴いてみるという内容でしたが、やっぱり思ったことは
半導体のみのアンプもいいけどやっぱ真空管って音が落ち着く
この一言に限ります。
この実験基板の音はキレがあって、でも落ち着く音を鳴らしてくれる。
そんな素晴らしいアンプなのではないかと思いました。
ではまた!
コメント