競馬のメモ
出馬表の見かた
後々興味持ったら勝手に詳しくなるので最低限の予想にかかわる部分だけ。
でも最初から長い説明も面倒だと思うので、予想のやり方部分だけ見たりそれすら見ずに名前とかからフィーリングで買ってみてもいいと思う。
出馬表ページへのアクセス
JRAのウェブサイトは個別の出馬表ページはあれどURLは同一なのでトップページからアクセスする必要がある。
「今週の出馬表」から開催競馬場と日付の両方を確認して選択し、さらに見たいレースを選ぶ。
メインレースの出馬表は「今週の重賞レース」から飛べるので楽。しばらくはメインレースで遊ぶ感じになるだろう。
今回は菊花賞なので「今週の重賞レース」にある菊花賞を見る。
出馬表の見かた
とりあえず今すぐ理解しておくと便利な部分だけ書く。
開催情報①
馬券を買う時に重要な情報。
画像からは2018年10月21日に京都競馬場で行われる第11レースが菊花賞であることがわかる。
馬券を買う時に開催日や競馬場自体やレース数を間違えて買う人が必ず居る。それですさまじい額の馬券を取った人も居るがほぼ100%外れる。
開催情報②
予想に重要なコース情報。
京都競馬場の芝3000Mコースというのがわかる。
ダートや障害などのレースもあるけど基本的には芝が多い。
右というのは右回りに走るという意味で、外というのは競馬場のコースの中でも外周のコースを走るという意味。
どこが予想に重要なのかに関して。
人間の陸上で考えても100Mからフルマラソンまでそれぞれ得意としている距離が違う。
100Mや200Mでは好成績を残すけど、400Mでは結果が出ないアスリートもたくさんいる。
馬にもそのように距離適性というものがあって、これはおおむね血統から考察できるが、1600Mや1800Mで好成績を残した馬が、距離が400Mや600M伸びたら結果が出てない…。
父親や母の父を見てもどうやら短距離に適性がありそうだとなると3000Mの菊花賞は厳しいだろうと考えられる。
むろん結果が出てない理由は一概に距離とは限らず、レース映像を見ることにより、スタートで出遅れたとかジョッキーの判断ミスで不利なルートを走って体力を消耗したとか別の要因の可能性もある。
また、右回りの得意不得意がある馬もいる。
発走15:40 に関してはレースの発送予定時刻なので重要。
馬券購入締め切りは10分前なので、インターネット投票はともかく現地では並んでたら間に合わなくて買えないなんて人もたくさんいる。
枠・馬番
枠というのは出走馬によって1~8まで振り分けられる番号の事。
枠連という馬券もあるが基本は気にしなくてよく、〇枠△番の馬が~みたいな話になった時にネカフェのペアブースみたいな番号やなと思えばOK。
ちなみにジョッキーがかぶってる帽子の色は枠の番号と同じなのでテレビや競馬場で観戦するときわかりやすい。
馬番は出走馬の数だけあって、内側から1頭ずつ振り分けられている番号。
予想するときは馬番で考えるし馬券を購入するときも馬番を指定する。
馬番は1番が必ずコースに対して内側になっている。内側をスムーズに進んだ場合外側と比べて距離損がないのでアドバンテージを得られる場合もある。
当然必ずしも公平とは言えないので全レースしっかり抽選が行われている。外に入っただけでもうしんどいようなレースもある。
馬名等
画像を例にすると「アイトーン」が馬の名前。
その他人間っぽい名前は(今の段階では)気にしなくてよい。
父・母はその馬の両親の名前で、母の右の()内は母の父となる。このあたりで距離適性やクセなんかを考えていく。
165.9は単勝、つまり1着をピタリと当てた時のオッズで、その下に17番人気と書いてあるのは今日の出走馬18頭の中で下から2番目の不人気馬ということを示している。
この単勝オッズや人気はほぼリアルタイムに近く更新されていくため、これだけの馬が2.5倍なんか!?と思って前日に買っておいたら翌日1.3倍とかになって旨味なくなってることもある。目安。
馬の馬体重が発表されるとその体重と前レースからの増減も赤文字で追記される。
これも予想に非常に重要な要素となる。
性齢等
牡3というのは牡馬(ぼば、男の子の事)の3歳という意味。女の子は牝馬(ひんば)。
皐月賞、日本ダービー、菊花賞は3歳牡馬で実力のある頂点の馬しか出走できないので菊花賞は全員牡3になる。
/鹿というのは毛の色を意味している。とりあえず気にしなくてOK。
57.0kgというのはジョッキーの重量になる。
こういったハンデのないレースではジョッキーの体重にウェイトを足して全員ピッタリ57kgになるように調整されている。
逆にハンデ戦だったり牝馬と牡馬が混じるレースでは意図的に重量に差がつけられて予想にモロに響くケースもある。
下の名前はジョッキーの名前。
すべてのスポーツに一流とか超一流とかが居るのと同じでジョッキーの能力は非常に重要。
リンクになっててクリックすると一応の成績が見られる。
予想にめちゃくちゃかかわってくる。
馬がせっかくAWMでもそれをまげさんが持つかはるさんが持つかで変わるみたいなもの。
過去4走成績
左から順に新しいものになる。
予想にめちゃくちゃ重要な部分だけど最初は何が書いてあるのかまるでわからん所でもある。
予想の精度を上げるには見なくてはいけないけど、とりあえずややこしかったらここはスキップしてOK。
見かたは過去4走ともすべて同じなので、全走の札幌記念について書く。
まず、2018年8月19日に札幌で行われた札幌記念というG2レースであることは何となく伝わると思う。
大事なのはその下からで、少し大きい太字の16着というのがレース結果、16頭 16番 16番 人気というのは、札幌記念が16頭出走するレースで一番外の16番(馬番)になり最下位の16番人気だった、結果も16着だった、となる。
その下の468kgはその時の馬体重。右にある名前はジョッキー、54.0kgはその時の負担重量になる。
2000M芝というのはそのままの意味で、その右の稍重というのは雨なんかで芝の状態がちょっと悪かったですよ、という意味。
もっと悪いと重になって最終的には不良になる。この辺に強いか弱いかも血統がかかわってくる。
2:04.5はたぶんレースのタイム。気にしてない。
その下の2-2-4-16っていうのは重要情報。
これはレースを4分割してその時何着の位置につけていたかというのがわかる。
2位2位と前目でレースしてたけど途中から後ろの馬が追い抜いて最後の直線に入ったところでごぼう抜きにされて最下位という展開。
少し予想の話になるけど札幌記念より前の3走も2-2、1-1-1-1、1-1-1-1となっているようにこの馬は典型的な逃げ馬。
多分後ろで我慢して我慢して直線で一気に足を使うよりは前でのびのび走らせたほうが良いんだろう。
で、この逃げ馬が(過去4走データ上で)初めて16頭中16番っていう大外にいられたが、この馬にとってはどこであろうと前にいくしかなかった。
スタートを切ってからいきなり足を使って頑張って第一コーナーまでに2着につけにいった結果、その距離損を覆した分の体力のロスが直線の結果につながったと思われる。
この馬自体の実力は高くないから来ないだろうが、1枠1番というのはこの馬にとってはプラス材料に働く可能性が高い。
という見方がこのデータできる。
40.4Fっていうのは最後の直線3ハロン(およそ600M)を駆け抜けた時間。このタイムが早い馬が直線でのスピードを持った馬と考えられる。
最後に一番下の行はそのレースを勝った馬の名前と、その馬とのタイム差。
この馬は1着馬に3.4秒という馬の速度を考えたら圧倒的な大差でまけてることになる。
馬券と買い方
単勝・複勝
単勝は1着の馬を当てる馬券。
複勝は選んだ馬が3着以内に入ればOK。着順などの兼ね合いでオッズが変動する。
買い方としては単勝好きな人は単勝+複勝を買う人が多い。
単勝に絶対的な自信があるが、保険として同じ馬の複勝に厚めにかけておいて万が一1着を逃しても保険が利くようになっている。
馬券が安くなりやすい分、万単位でぶち込む人が多い。遊びには単複で買うのは向いてないが王道の買い方の1つ。
もちろん単勝だけとか複勝だけもOK。
馬連
王道の買い方の1つ。
1着と2着の馬を決めて、どちらとも1、2着に入ればOK。順番は問わない。
この馬は絶対に入るという馬(軸)を1頭決めて、2着に入りそうな馬(ヒモ)を何点か買う”流し”や、3頭以上選んで前通りの組み合わせを購入する”ボックス”なんかがよくある。
馬単
1着と2着の馬を着順も含めて当てる馬券。
これも流しで買うのが基本。
オッズによっては馬連より馬単を表裏で買ったほうが馬券的にオイシイ場合がある。
枠連
枠順をあてる馬券。基本考えなくてよし。
ワイド
馬連の拡大版みたいなので、選んだ2頭が両方とも3着以内に入ればOK。
そのかわりに1点あたりの倍率は馬連より低い。
ワイドの良いところは馬連と違って2点流しで買ったら2点とも当たりうるところ。
最も好きな馬券。
三連複
馬連の3頭バージョン。
1、2、3着にくる馬をすべて当てるが順番は問わない。
1頭だけ確定してるけど…みたいなときには1頭軸、2頭間違いないと思ってる馬が居たら2頭軸で流したりする。
三連単
馬単の3頭バージョン。
順番も含めて当てる必要がある。
なんだかんだで馬券の花形。大好きな馬券。
WIN5
JRA指定の5レースの1着をすべて当てる。
キャリーオーバーなしでMAX2億。
お勧めの買い方
馬連の流し・ボックス
ワイドの流し・ボックス
三連単
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